なぜ、マーケティングにコンサルタントが必要なの?
変化が激しいマーケティング市場において、効率的な分析とスピーディーなマーケティング活動は急務となっております。
現場の状況 「知識のある人手が不足」
急激な変化に対応することを必要とされているマーケティング部ですが、基本的にはマーケティング部の人材は疲弊しています。なぜなら、人手が足りないからです。マーケティング部では、多くの人と関わりながら業務をするため、説明・交渉・調整などの業務に追われています。(何度も聞き返されたり、伝達者の知識不足により説明する負担が増え、説明だけで疲れているように思います。)
現代のマーケティング部では、市場動向の分析、マーケティングに関する基礎知識、デジタルマーケティングの知識、IT関連の知識、セキュリティに関する知識、法令等の規制など、多岐に渡る範囲の知識が必要とされています。
また、広告媒体も多様化しており、SNSやスマフォアプリなどの新しいツールも出てきています。幅広いツールが出てきたため、管理することが人力での対応が不可能に近く(たまに気合いと根性で乗り切る会社様もございますが・・・)、IT関連ツールを活用した運用体制が必要となっております。
だが、多くのマーケティング部の方は、人力で対応する傾向が強いです。時には、やる方法もできる方法も知っているのに・・・です。それは、日々の業務に忙殺されて、社内の調整をする余裕がなく、業務の課題すら共有できない状況、もしくは、諦めていることがあります。
現場の課題 「決裁者の知識不足」
とにかく、変化に敏感になり、新しいツールを駆使しながら変化していくことが求めれていますが、実際のマーケティング部では、日々の運用業務に忙殺されてなかなか前向きな活動ができません。
なぜならば、前向きな活動をしたくても、日々の業務が増える恐れがあるからです。そして、何より上司や役員を説得しなければなりません。しかも、マーケティングに関する知識ゼロの素人という場合もございます。(結構、多いのですが・・・)例えて言うなら、英語でコミュニケーションが必要な時に、”英語が分からない人に、英語とは何か?”を一から説明することになります。本来なら、上司や役員がアンテナを張り、現場に提案しなければならないのですが、多くの場合は、現場から離れてしまい、知識不足となってしまう現象が起きているからです。
現場の担当者にとっては、お手上げの状態なのかもしれません。
だから、コンサルタントが必要
マーケティングの問題は、(上記で説明した通り)実は組織に問題があります。血行不良になった筋肉疲労のようなもので、老廃物が溜まってなかなか前に進めません。その老廃物を取る作業が必要です。しかし、なかなか長い年月かかった老廃物ですので、取るのにも時間がかかります。
情報の血行不良を良くするためには、まず、組織での”意識共有”が必要です。それを作る上で重要なのが、第三者という立場の専門家(コンサルタント)が必要です。(弊社であれば嬉しいですが、たとえ、弊社でなくても立てる必要があります・・)どうしても同一の組織内ですと上下関係などがあり、自由闊達な意見の場ができません。社外に出れば自由に発言しているのに、どうして社内では発言しないのか?と疑問に持たれた上司の方も多いはずです。実は、上司や役員も同じように現場を良くしたいと思っているんです。ですが、指揮する内容が悪くなるにつれ、現場との意識はどんどん乖離している。そういうことを感じている方も多いはずです。そういう方は、是非、客観的視点を持つ外部の専門家に相談することをおすすめします。
コンサルタントですが、コンサルタントではない
実はあまりコンサルタントという呼び名は好きではありません。日本で唯一の国家資格である中小企業診断士を持っていません。(一次試験の一部科目を合格した経験はございますが断念しました。。。)ただ、他に呼び名がなくて困っております。Problem solver(問題解決者)という良い単語はあるのですが、お客様には「はぁー、何じゃそりゃ?」という反応もあるので、コンサルタントという呼び名で対応させて頂いております。
どういうことをするの?
企業様の課題によって、対応は異なり、その時々によって柔軟に対応することを心がけています。下記のようなものが一般的です。
● マーケティング戦略の立案支援
● 運用体制の構築支援
● 規定やマニュアル制作の支援
● SNS構築の支援
● データ分析の支援
● 基礎知識のセミナー・講座
など・・・
どの企業様にも提供できるサービスではありません
提供できる会社様としては、まずマーケティング部が独立して存在している企業様で、しかも担当者様がデジタルマーケティングに関する基礎知識を有する方でないと提供することができません。なぜなら、ベンダーではなくパートナーとしての立場だからです。お客様にも高いレベルの要求をさせて頂きます。知識共有のために、この本を読んでくださいということも提案するかもしれません。(もし、その本を読んでいなかったら話が進みません。)だから、パートナーとしての覚悟を重視しています。